Let's Eliminate the Gender Gap in
Japan and Asia!
まずは日本とアジアでジェンダーギャップを無くそう!
What Everyone can do to Promote Gender Equality
ジェンダー平等を推進する為にみんなが出来る事
最初に〝ジェンダー平等〟を推進するために、私達が出来る方法を共有します。
1.意識を高める
ジェンダー平等について学び、自分自身や周囲の人々に意識を高める事が大切です。
本や記事を読んだり、映画やドキュメンタリーを視聴したりして、問題について理解を深めましょう。
2.ステレオタイプに挑戦する
性別に基づくステレオタイプに注意を払い、それに挑戦しましょう。
女性や男性が出来る事に制限をかけないよう努力しましょう。
3.平等な機会を支援する
女性のリーダーシップを奨励し、職場や学校で平等な機会を提供する事が重要です。
女性のキャリアをサポートし、スキルや才能を活かせる環境を作りましょう。
4.セクシャル・ハラスメントに対処する
セクシャル・ハラスメントを許さない文化を醸成しましょう。
被害者をサポートし、加害者に対して適切な対応を取りましょう。
5.政治的・社会的な変化を求める
政府や組織に対してジェンダー平等を促進する政策や法律の改革を求める声を上げましょう。
6.教育を支援する
教育機関やNGOを支援し、女性や少女の教育を促進する活動に参加しましょう。
7.家庭内での平等を実践する
家庭内での仕事や育児の負担を平等に分担し、パートナーシップを築きましょう。
ジェンダー平等はみんなの協力が必要不可欠です。
そして、ひとりひとりの意識改革がとても大切です。
小さな行動から始めて、大きな変化を実現しましょう!
International Comparison and Ranking of Gender Gap Index
男女格差指数(ジェンダーギャップ指数)の国際比較・ランキング
2023年の世界経済フォーラム(WEF)の「グローバル・ジェンダー・ギャップ報告書」による男女格差指数(ジェンダーギャップ指数)の国際比較・ランキングをご紹介します。
上位10カ国とその成功要因です。
1.アイスランド(総合スコア 91.20pts)
アイスランドは男女平等を推進する法律や政策を積極的に実施しています。
女性のリーダーシップポジションへの登用や育児休暇の均等な提供などが評価されています
2.ノルウェー(総合スコア 87.90pts)
ノルウェーは女性の政治的参画を奨励し、育児休暇制度を整備しています。
また、男女の賃金格差を縮小するための取り組みも行っています。
3.フィンランド(総合スコア 86.30pts)
フィンランドは教育分野での男女平等を重視しており、女性の教育機会を広げています。
また、育児休暇制度も整備されています。
4.ニュージーランド(総合スコア 85.80pts)
ニュージーランドは女性のリーダーシップを奨励し、性別に基づく差別を撤廃するための法律を実施しています。
5.スウェーデン(総合スコア 85.60pts)
スウェーデンは育児休暇制度を整備し、女性の職業的な発展をサポートしています。
また、性別に基づく暴力を防止するための政策も進めています。
6.ドイツ(総合スコア 84.40pts)
ドイツは女性のリーダーシップを奨励し、育児休暇制度を改善しています。
また、性別に基づく賃金格差を縮小するための法律も実施しています。
7.ニカラグア(総合スコア 84.30pts)
ニカラグアは女性の政治的参画を奨励し、性別に基づく暴力を防止するための法律を実施しています。
8.ナミビア(総合スコア 83.90pts)
ナミビアは女性の教育機会を広げ、性別に基づく差別を撤廃するための法律を実施しています。
9.リトアニア(総合スコア 83.80pts)
リトアニアは女性のリーダーシップを奨励し、性別に基づく暴力を防止するための政策を進めています。
10.アイルランド(総合スコア 83.70pts)
アイルランドは女性の政治的参画を奨励し、育児休暇制度を改善しています。
日本とアジアのジェンダーギャップ指数
日本
2023年の日本のジェンダーギャップ指数は世界125位で、146カ国中で最も低い順位となりました。
政治分野では世界最低クラスの138位で、男女格差が埋まっていないことが改めて示されています。
アジア諸国
フィリピン(16位)、ラオス(43位)、シンガポール(54位)、タイ(75位)、インドネシア(85位)、ベトナム(87位)、カンボジア(89位)、ブルネイ(95位)、マレーシア(104位)、ミャンマー(114位)と比較的高い順位を維持しています。
アジア太平洋地域全体
アジア太平洋地域の上場企業のジェンダー平等度を分析した報告書によれば、日本企業の平均スコアは28%で、アジア太平洋地域でもグローバルでも低い水準となっています。
[Opinions about SILKY.LABO.]
アジア諸国のジェンダーギャップ指数が高水準である事に対して、実は日本がランキングを下げてしまっているという、とても残念な状況なのです。
日本はジェンダーギャップの改善は、早急に進める必要がある国際的な課題であると言っても言い過ぎではないのです。
【参考資料】G7(主要7カ国)のジェンダーギャップ指数と順位
1.ドイツ(総合スコア: 0.801、順位: 6位)
2.英国(総合スコア: 0.792、順位: 15位)
3.カナダ(総合スコア: 0.783、順位: 30位)
4.フランス(総合スコア: 0.791、順位: 40位)
5.米国(総合スコア: 0.748、順位: 43位)
6.イタリア(総合スコア: 0.647、順位: 79位)
日本はG7諸国の中で最下位となっています(順位: 125位)
Closing the Gender Gap
ジェンダーギャップの解消
ジェンダーギャップを改善する為に、様々な取り組みが行われています。
ジェンダーギャップを縮小する為には、ひとりひとりの意識改革や政策の推進が必要です。
世界的な事例や取り組みを紹介します。
1.アイスランドの賃金格差法
アイスランドは世界で初めて性別による賃金格差を禁止する法律を施行しました。
企業に男女同一賃金の証明書提出を義務付け、罰金を科すことで男女間の賃金格差を縮小しています。
2.ニューヨークの男性トイレにおむつ交換台
ニューヨーク州では男性トイレにもおむつ交換台を設置する法律を施行し、育児に男性も積極的に関わる文化を促進しています。
3.クオータ制度
企業や政治の意思決定において、女性の参加を義務付けるクオータ制度が導入されています。
これにより女性のリーダーシップを奨励し、性別に基づく差別を減少させています。
4.男女それぞれに有休育児休暇
フィンランドでは両親それぞれに約7カ月間の有休育児休暇を取得できる制度を整備しています。
男性も育児に積極的に参加できる環境を整えています。
5.学習環境の改善
エチオピアでは女子トイレの整備や女性教員の育成を通じて学習環境を改善しています。
ASEAN各国でも女性教員の育成に力を入れています。
6.女性起業家の支援
エチオピアでは女性起業家支援事業を展開し、女性の社会的地位向上や事業の成長を促しています。
日本でも女性活躍推進法の整備や意識改革が進められています。
私たちもジェンダー平等を実現する為に、意識を高め、行動を起こすことが大切です!
Closing the gender gap is an important issue for Japan's internationalization.
ジェンダーギャップの解消は日本の国際化にとって大切な課題です。