※制作中・少々お待ちください。
Business IT Applications
Group Ware
Online Meeting
Chat for Customers
Group Ware
グループウェアは、情報共有、コミュニケーション、業務効率化に役立つツールで、ファイル共有、スケジュール管理、タスク管理、ワークフロー、チャットやメール、掲示板など多岐にわたる機能を提供します。
グループウェアの歴史
1960年代
グループウェアの原型となるシステムが開発されました。
この時代には、初の電子メールシステムや簡易なファイル共有システムが含まれています。
1980年代
グループウェアの概念が形成され、CSCW(Computer-Supported Cooperative Work)という学術的研究を経て、さまざまな製品が開発されました。
1990年代
インターネットの普及と共に、Lotus NotesやMicrosoft Exchangeなどの企業向けグループウェアが登場し、普及が進みました。
2000年代前半
ITバブルの崩壊により、グループウェアの開発と普及が一時的に停滞しました。
2010年代前半
クラウド型グループウェアが登場し、導入コストの低減とIT技術者不要の利便性により、普及が再加速しました。
現在
AIや機械学習、ブロックチェーンなどの先端技術と組み合わせ、グループウェアはさらなる進化を遂げています。
有名なグループウェア
IBMのLotus Notes
文書管理・共有機能が主流で、柔軟なフォーマット作成が可能です。
MicrosoftのExchange
メールやスケジュール管理などの機能を提供します。
国内製品
NECのStarOffice、日立製作所のGroupmax、富士通のTeamWare Officeなどがあります。
グループウェアは、企業の生産性向上や業務品質の向上に寄与する重要なツールとして、今後も進化し続けるでしょう。
[Explanation of SILKY.LABO.]
LotusNotes、懐かしい!私が一番最初に操作したグループウェアです。
原型はもう半世紀以上前に開発されていたんですね 。
現在は、GoogleやMicrosoft、そしてAWSやAlibaba等のクラウドベースのサービスが主流となっていますが、登場したのは2010年前半。
私もちょうどこの頃(2012年頃です)、通信会社で勤務していたのですが、CloudServiceのオンライン学習を受講した事がきっかけで、Cloudの勉強を始めました。
元々、エンタープライズ製品やHardwareの分野を得意分野としていた事もあって、業務上も〝つながり〟があったので、必死になってました(笑)
クラウドサービスについての知識を深める為にした事は、やはりWEBサイトを活用して調べたり、書籍や参考書を活用する事ですね。
しかし、2024年の現在は、ITリテラシーの習得という目的であれば、WEB上に掲載されている情報や知識で充分ではないかと感じています。
Famous Groupware in Japan, 2024 Edition
kintone
Salesforce
日本で現在普及しているグループウェアの大半は、クラウドベースのビジネスアプリケーションで、業務プロセスの効率化や顧客管理に役立ちます。
それでは、それぞれの特徴と歴史について詳しく説明します。
kintone(キントーン)
kintoneは、サイボウズが提供するノーコード・ローコードツールです。
kintoneの特徴
ノンプログラミングでアプリ作成
kintoneは、プログラミングの知識がなくても業務アプリを簡単に開発できる特徴があります。
スケジュール管理や顧客管理などの業務アプリをノンプログラミングで作成できます。
拡張性の高さ
さまざまなプラグインが用意されており、外部サービスとの連携も可能です。
また、コメントによるコミュニケーション機能も備えています。
モバイル端末からの利用
スマートフォンやタブレットからでも編集や閲覧が可能です。
契約形態
ライトコースとスタンダードコースの2つがあり、スタンダードコースでは外部サービスとの連携や拡張機能の使用が可能です。
Salesforce
Salesforceは、セールスフォース・ジャパンが提供するクラウドサービスで、主に「顧客管理」や「営業活動の最適化」に使われます。
Salesforceの特徴
顧客情報の一元管理
顧客ごとに訪問履歴や売上などの情報を集約し、さまざまな角度から分析が可能です。
営業戦略の改善や取引の拡大につながります。
製品ラインアップ
Sales Cloud(顧客管理と営業支援)、Service Cloud(カスタマーサービス支援)、Marketing Cloud(顧客ごとに合わせたマーケティング)など、さまざまな製品が展開されています。
エディションの選択肢
Starter、Professional、Enterprise、Unlimited、Unlimited+の5種のエディションがあり、用途に合わせて選択できます。
共通要素
kintoneとSalesforceは、両方ともクラウド型のサービスで、以下の共通点があります。
SFA・CRMシステムの導入
両プラットフォームは、SFA(営業支援)・CRM(顧客管理)を目的として導入されることが多いです。
スマホ・タブレットで使用可能
クラウドサービスのため、モバイル端末からの利用が可能です。
自社に合わせたカスタマイズ
どちらも自社に合わせたカスタマイズが可能です。
kintoneはプログラミング知識不要で、Salesforceは直感的な操作でカスタマイズできます。
グループウェアのセキュリティに関する
主なポイント
グループウェアのセキュリティに関しては、情報漏洩のリスクを防ぐために非常に重要な要素です。
情報漏洩が起こる原因
ヒューマンエラー
端末の誤操作や置き忘れなどによる情報漏洩が多くを占めています。
例えば、パソコンやスマートフォンを公共の場に置き忘れたり、機密性の高いファイルを間違って外部のユーザーに共有したりすることがあります。
システムへの不正アクセスやウイルス
サイバー攻撃の手口が巧妙化しており、特にクラウド型グループウェアはインターネットを介してアクセスするため、セキュリティ面での不安が指摘されることがあります。
セキュリティ対策の方法
情報漏洩対策ソフトの利用
グループウェアと組み合わせて使用することで、セキュリティレベルを高めることができます。
デバイスの一括管理や誤操作防止機能、端末ログの管理などが可能です。
シンクライアントの利用
サーバ側でデータを管理し、クライアント端末では最低限のデータ処理しか行わせないシステムです。
端末内にデータが保存されないため、端末を紛失しても情報漏洩の危険がありません。
セキュリティに優れたグループウェアの選び方
データセンターのセキュリティ対策
ファイアウォールやデータバックアップなどのサイバー攻撃対策、災害時の対策が施されているかを確認することが重要です。
アクセス制限や暗号化
アクセス制限機能で情報漏洩の原因となるヒューマンエラーを防ぎ、通信の暗号化機能でデータを保護します。
監査ログの取得
従業員のシステム利用状況を記録し、内部犯行を阻止することができます。
モバイル端末の管理
モバイル端末からのアクセスが多いため、遠隔からの端末ロックやデータの削除などの機能が求められます。
これらのポイントを踏まえて、セキュリティに優れたグループウェアを選ぶことが、企業の情報資産を守る上で非常に重要です。